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エンターテインメント

【とっておきシネマ】フランス映画『私がやりました』

金曜の夜9時からおおくりしている、最新シネマ情報番組「とっておきシネマ」の鳥飼美紀です。
今週ご紹介した映画は、『8人の女たち』『しあわせの雨傘』のフランソワ・オゾン監督の最新作、『私がやりました』
殺人事件の「犯人の座」をめぐり、3人の女たちが繰り広げるクライムミステリー・エンターテインメントです

©2023 MANDARIN & COMPAGNIE – FOZ – GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA – SCOPE PICTURES – PLAYTIME PRODUCTION

【STORY】
1930年代のフランス・パリが舞台。
有名映画プロデューサーが自宅で殺され、第1容疑者となった貧乏な若手女優マドレーヌ。
法廷に立たされた彼女は、ルームメイトの新人弁護士ポーリーヌが書いた正当防衛を主張する完璧なセリフを読み上げ、見事無罪を獲得。
それどころか、マドレーヌは悲劇のヒロインとしてアッという間にスターの座へと駆け上がり、ふたりは豪邸に引っ越し優雅な生活を始める。
しかしそんなある日、とある女が彼女たちを訪ねてきて「真犯人は自分だ」と主張する。
女は、かつて一世を風靡したが、今や目にすることも少なくなった大女優のオデットだった。
こうして、女たちによる「犯人の座」を賭けた駆け引きが始まる!

殺人事件の“犯人の座”をめぐる女たちの駆け引きと悪だくみを描いたクライムミステリー……なのだが、上質なコメディでもある。
当時の男性優位社会を逆手にとったユーモアと心躍るクライマックスは、まるでテンポの良い舞台演劇を観ているようで小気味よい。
また、演じる3人の女優たちはもちろん、他の登場人物たちも個性が際立っていて飽きない。
そして、パリの景色やクラシックな車、アールデコのインテリア、そして女性のファッションなど、1930年代のフランスのレトロな画面がとても魅力的である。

監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ
2023年/フランス/103分
配給:ギャガ  
https://gaga.ne.jp/my-crime/
11月3日(金)全国順次公開
関西では、大阪ステーションシティシネマ 京都シネマ シネ・リーブル神戸 TOHOシネマズ西宮OSなど

2024年10月
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