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エンターテインメント

【とっておきシネマ】日本映画『身代わり忠臣蔵』

金曜の夜9時からおおくりしている最新シネマ情報番組「とっておきシネマ」の鳥飼美紀です。
今週は、2つの作品をご紹介しました。
まずは、誰もが知る忠臣蔵のお話を、自由かつ大胆な発想でアレンジした日本映画『身代わり忠臣蔵』
原作は土橋章宏、出演はムロツヨシほか豪華キャストが勢ぞろいした痛快時代劇エンターテインメントです。

【STORY】
嫌われ者の殿・吉良上野介が江戸城内で斬られ、あの世行き! 斬った赤穂藩主は当然切腹。
だが、殿を失った吉良家も幕府の謀略によって、お家存亡の危機に!!
そんな一族の大ピンチを切り抜けるべく、上野介にそっくりな弟が身代わりとなって幕府をダマす前代未聞の〈身代わりミッション〉に挑む!
さらに、敵だったはずの赤穂藩家老・大石内蔵助と共謀して討ち入りを阻止するというまさかの事態に発展!?
幕府に吉良家に赤穂藩も入り乱れ、バレてはならない正体が…遂に!?

忠臣蔵……たいていは大石内蔵助を中心とした浅野家の家来たちの視点で描かれた、日本で最も有名な仇討ちストーリーだ。
しかし本作は、悪役吉良上野介の弟で僧侶となった人物が兄の身代わりとなり、お家存亡の危機回避に一役買うという設定。
その吉良家の兄弟をムロツヨシが一人二役、大石内蔵助役を永山瑛太が演じるとなると、これまでより若返ってライトなキャスティングだ。
コメディなのでふざけた場面がたっぷり描かれるが「ちょっとやり過ぎではないか?」と、こちらがシラケる直前に登場人物の本音が吐露され、ハッとする。
ふざけてはいるが、ギリギリのところでひょいっと正論に戻る……その絶妙なタイミングはまるで“おきあがりこぼし”のようである。
あり得ない設定であれやこれやと妄想するって楽しい! そう思える作品。
そうなると、次は大石内蔵助の身代わり版も見てみたい。

原作・脚本:土橋章宏 「身代わり忠臣蔵」(幻冬舎文庫)
監督:河合勇人
出演:ムロツヨシ 永山瑛太 川口春奈 林遣都 北村一輝 柄本明ほか
2024年製作/119分/日本
配給:東映 https://migawari-movie.jp/
2月9日(金)からロードショー 関西では大阪ステーションシティシネマ TOHOシネマズ西宮OS イオンシネマ三田WT

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