みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。
この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。
今日紹介するのは、3月11日火曜日まで東京の汐留シオサイト地下通路で行われている「東日本大震災風化防止イベント~復興・その先へ 2025~」です。
青森県、岩手県、宮城県、福島県の東北四県と東京都では、平成29年度から「東日本大震災風化防止イベント」を開催しており、
今年度は、「つながる気持ち。つむぐ未来。」をキャッチフレーズに復興支援への感謝を伝え、
被災地の今と東北の魅力を発信し、風化防止を図るとともに、東北の震災伝承に触れ、東北とつながり、防災の次への一歩を紡いでいくことを願って開催されています。
イベント会場は4つのエリアに分けられています。
それぞれの内容を紹介しましょう。まず、東北4県エリアでは、被災地の復興状況や東日本大震災伝承施設情報、それぞれの県の観光情報をパネルで展示。

弘前さくらまつり(青森県)

浄土ヶ浜(岩手県)
東北に足を運んでみたくなるような情報を発信しています。応援感謝エリアでは、東日本大震災アーカイブ資料の展示や映像放映。
また、震災体験者から支援への感謝や防災アドバイスの他、東北に向けた応援メッセージを記入していただくメッセージボードを設置しています。
5都県エリアでは、東京都と4県の知事の共同メッセージや震災の教訓から学ぶ防災クイズ、防災グッズの展示。

御釜(宮城県)

日中線しだれ桜並木(福島県)
そして、実際に東日本大震災を経験された俳優の宮世琉弥さんのメッセージ動画を放映します。
東京都エリアでは、継続的に支援を行っている東京都の取組をパネルで紹介し、被災地の復興状況をVR映像で体験出来ます。
そして東北4県復興マルシェでは、東北4県のアンテナショップ自慢の県産品と地酒を販売します。
また、期間中、公式アカウントをフォローし、「#東北4県とっておき」を付けて、東北四県の景色やグルメ、
県産品などの写真を投稿していただいた方の中から抽選で東北4県のグルメなどをプレゼントするハッシュタグキャンペーンも行われています。
今回は3月11日火曜日まで東京の汐留シオサイトで行われている「東日本大震災風化防止イベント~復興・その先へ 2025~」を紹介しました。
ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は福島県で語られていた民話「長い名前の子」です。
お話の中に出てくる
「かが」は「妻」
「入らんねんだ」は「入れない」 という意味です。