みなさま、おばんです。山形県出身の内藤美保がお送りする「こばえちゃ東北」。この番組では、東北各地の行きたい、食べたい、知りたいをお届けしています。「こばえちゃ」は山形県庄内地方の方言で「おいでください」という意味です(再生ボタン▶を押すと番組が始まります)
今日は8月最終週の配信ということで福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」の紹介と東北弁で語る民話をお送りします。

Ⓒ福島県観光物産交流協会
まずは、スパリゾートハワイアンズがあるいわき市の紹介をしましょう。いわき市は福島県の南東部に位置し、東側は雄大な太平洋に面しています。市の面積は約1,230平方キロメートルと、県内でも特に広い市で、人口はおよそ31万人。福島県内では2番目に人口の多い市です。温暖な気候が特徴で、東北地方でありながら冬でも雪が少なく、「東北の湘南」と呼ばれることもあります。主な産業は、水産業、農業、工業、そして観光業です。小名浜港ではカツオやサンマ、メヒカリなどが水揚げされ、特にメヒカリは全国でも有数の水揚げ量を誇ります。また、トマトや桃、梨、ネギなどの農産物も人気があります。工業では化学や機械、エネルギー関連産業が発展し、幅広い産業が地域を支えています。いわき市を訪れたらぜひ味わっていただきたいグルメは、やはりメヒカリの唐揚げです。外はサクサク、中はふんわりとしていて、一度食べると忘れられない美味しさです。そのほか、新鮮な海鮮丼や常磐ものといわれる魚介のお寿司、いわき産トマトを使った料理などもおすすめです。
そんないわき市には公式イメージキャラクターの「フラおじさん」がいます。炭鉱から観光の町へと生まれ変わった歴史を象徴するキャラクターで、アロハシャツ姿にレイを身につけ、笑顔でフラダンスを踊る姿が印象的です。「フラのまち・いわき」を全国へPRするため、イベントなどでも大活躍しています。


では、ここから「スパリゾートハワイアンズ」を紹介しましょう。スパリゾートハワイアンズは、日本を代表する大型温泉テーマパークです。実はこの施設、もともとは「常磐ハワイアンセンター」という名前で一九六六年にオープンしました。当時、いわき市では炭鉱が閉山し、多くの人が仕事を失いました。そこで、炭鉱から湧き出る豊富な温泉を活かし、新たな観光施設として誕生したのがハワイアンセンターだったのです。その挑戦を描いた映画「フラガール」は、多くの人に感動を与えました。炭鉱の町が、フラダンスと温泉で再び活気を取り戻した実話は、今も語り継がれています。

現在のスパリゾートハワイアンズには、一年中28度前後に保たれた全天候型の巨大ドームプールがあります。流れるプールやウォータースライダー、小さなお子さん向けの水遊びエリアなど、家族みんなで楽しめる施設が充実しています。もちろん温泉も魅力です。世界最大級の露天風呂「江戸情話 与市」では、昼は青空、夜は満天の星を眺めながら天然温泉を満喫できます。温泉好きにも人気のスポットです。そしてハワイアンズ最大の見どころが、本格的なフラダンスショーです。昼と夜、それぞれ趣向の異なるショーが毎日開催され、華やかなフラガールたちの踊りや、迫力満点のファイヤーナイフダンスが会場を盛り上げます。目の前で繰り広げられるショーは迫力満点で、「ここは本当に福島県?」と思ってしまうほど南国気分を味わえます。この夏休み期間中も、家族連れが楽しめるたくさんのイベントが開催されています。

また、宿泊施設も充実しており、ホテルハワイアンズやモノリスタワーなどに泊まれば、ゆっくりと南国リゾート気分を満喫できます。温泉、プール、フラダンス、そして美味しいグルメ。一日では遊び尽くせないほど魅力が詰まった常夏の楽園に、皆さまも一度行ってみてはいかがでしょうか。
今回は福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」を紹介しました。
では、8月最終週の今日は、ここから東北弁で語る民話をお送りします。今回は岩手県で語られていた「酒っコ飲むざしきわらす」です。お話に出てくる「おらほうの家」は「わたしらの家」、「ちせぇわらすコ」は「ちいさな子ども」、「おっかなぐねぇ」は「こわくない」という意味です。
次回の「こばえちゃ東北」は岩手県の平泉観光を紹介します。どうぞお楽しみに。したばの~
