みなさん こんにちは! ハニー・サウンド・マルシェの佐藤ようこです。
第2・第4木曜日にお送りしています「ハニー文化情報局」、第9回の4月9日は、三田吟剣詩舞連盟会長、紫洲流三田明吟会会長、そして、三田市文化協会副会長の足立紫颯さんにお越し頂きました♪
昭和56年に三田吟詠同好会としてスタート、平成2年の10周年を機に現在の三田吟剣詩舞連盟となり、来年で40周年を迎えられます。
現在会員は104名、5~6歳から90歳代まで幅広い年齢層の方が在籍、昔は男性が多かった詩吟の世界も、今は漢詩だけでなく和歌なども詠うようになったことから、6割が女性会員なのだそうです。
詩吟は、お腹に力を入れて腹式呼吸で長い息を保つということ、また、漢詩(一般的に4行詩で約2分以内、七言絶句の28字を吟ずる)がベースになっています。
詩+メロディー(節調)+音階の3要素からなり、詩吟の基本の音は「ミ」、ミで始まりミで終わる、「ミファラシド」の5音階を基本に組み合わせて出来ているのだそうです。
詩吟の魅力をお聴きすると、「大きな所で自分の声を出してスカッとした気持ちになれる事と、詩文の良さですね。人生色々ありますが、その時々の心情に応じた詩が様々にありますで、それを味わいならが吟じ、共感出来ることです。」と。
また、「詩文の語りの部分と、自分の心境がピタッと一致する吟題を選んで、作者と一体になり自分の精一杯の声でその感情表現ができた時が、一番詩吟をやっていてよかったなと思う瞬間です。」と教えて下さいました(´▽`)
紫洲流日本明吟会三田支部のお稽古は、木曜教室:フラワータウン市民センター(毎週9:30~12:00)、土曜教室:さんだ市民センター(毎週9:30~12:00)、こども教室:さんだ市民センター(水曜17:30~・金曜18:30~の月2回)だそうです。
今年の全国吟詠コンクールや昇段の審査会などは、新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら全て中止になられたそうですが、来年は「吟道50周年」の舞台と、奥様で千穂流剣詩舞 千穂会の一ノ葉千穂先生との「芸道55周年記念リサイタル」を、2月13日(土)郷の音大ホールで併催されます❣ ご協力のある方はぜひ!足をお運び下さいね~\(^o^)/
最後に、「先生にとって詩吟とは?」の問いに、「人生の喜怒哀楽を共感する座右の銘“生涯の友”です」と答えて下さいました。
足立先生、来年の大きな舞台が大盛会となるよう、心からお祈りしております‼
有難うございました<(_ _)>