こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
梅雨の中休みか、いいお天気の日が続いていますね!
さて、6月~「やまよもやまばなし」はプチリニューアル!
これまでの山登り・ハイキング情報だけでなく、山にまつわるアウトドアや自然、里山環境など、まさに山にまつわる“よもやまばなし”をお届けしていきます。
今日はその皮切りとして山岳救助制度について、日本山岳救助機構合同会社(jRO)代表社員の若村さんにお話を伺いました。
山登りをされている皆さん、備えは十分ですか?
「自分は大丈夫」「低山しかいかないから必要ない」と思っていませんか?
山の装備はもちろんですが、万が一のための対策をしっかりとっておきましょう。
jROのシステムは保険とは少し違います。
保険は月額あるいは年額で決まった金額を支払い、遭難などの事故に見合った保障が受けられます。
一方でjROは年会費として2100円(税込み)を支払い、実際に会員が遭難など事故に遭った時に支払った費用を会員数で割って負担してもらう、という事後分担の形を取っています。
年にして分担金は200円~300円程度だそう。随分とリーズナブルですよね。
では、保障内容はというと実際に事故にあった場合、550万円まで補償してくれます。
また、会員は無料で講習会を受けられたり、万が一家族が遭難した場合はコンサルティングが受けられたりします。
いずれも「同じ山を愛する仲間が助け合う」といった理念のもとに活動されています。
最近は登山者が大幅に増え、山での事故も増えています。
特に1500m以下の中・低山、都市部に近い山で起こりやすくなっています。
高山に比べ、中・低山は標識も少なく、けもの道もあるため道迷いが発生しやすく、道が分からなくなった結果、歩き回って滑落・転倒といった事故につながるケースが最も多いそうです。
遭難と滑落は別物だと思っていましたが、こんな因果関係があったのですね。
そのほか、jROの制度をはじめ山の事故について詳しくお話していただきました。
このページの下部分のアーカイブから今日の放送をお聴きいただけます。
詳しくお知りになりたい方は、ぜひお聴きくださいね!
会員申し込みはWEBからもできますよ。(私も会員になりました!)
詳細などjRO WEBサイトはこちらから→ https://www.sangakujro.com/
心置きなく山を楽しむためにもしっかり備えておきたいですね!