こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
3月に入り、春の兆しを感じてポンポン山に登ってきましたが、まさかの雪模様！
咲きだした福寿草も花びらを閉じ気味になっていました。
三寒四温、春の訪れはもう少し先かもしれませんね。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は三田市にある兵庫県の天然記念物「皿池湿原」の守り人をサポートされている、ひょうご環境創造協会 環境調査課から日野淳郎さんと諸井郁子さんをお迎えしてお話を伺いました。
皿池湿原の守り人は2017年から活動を行っているそう。
主に月に1回（季節によっては月に2回）草刈りや観察路の整備などを行っています。
会員は50名ほど常時15名～20名が活動しています。
湿原は放っておくと草木が育ち、森林になってしまうのだそう。
森林になると湿原固有の動植物は育たなくなってしまうため保全活動が重要です。
守り人の皆さんは養成講座を受講され、実施では木を切ったり草を刈ったり・・・
勉強もされながら安全に楽しくをモットーに活動に取り組んでいらっしゃるそう。
ちなみに皿池湿原には小規模な10個の湿原があります。
また、湿原だけでなく里山、ため池、草原など様々な環境があり、532種（内、絶滅危惧種が68種）の生き物が確認されている自然の宝庫です。
こんな貴重な場所が三田にあるのです。
大変貴重で保全が必要な場所、ということで普段は一般公開はされていません。
年に2回（6月と8月）人数限定で観察会が行われます。
6月にはトキのようなピンク色の花を咲かせるトキソウ、8月にはサギが羽を広げたような形の花を咲かせるサギソウが見られます。
そのほか、食虫植物のモウセンゴケ、世界最小クラスのハッチョウトンボなども見ることができます。
詳しくは三田市のホームページや広報誌をご確認ください。
皿池湿原の守り人さんたちの詳しい活動は、今日来られた諸井さんがブログに書かれていますので、ぜひこちらもご覧になってくださいね！https://ameblo.jp/saraikeshitsugen/
皿池湿原のオフィシャルサイトはこちらから→http://saraike.main.jp/
今日の放送を下記から聞くことができます。皿池湿原についても詳しく解説していただきましたのでぜひお聞きください。