こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
梅雨明けしているようなお天気が続いていますね～とオンエアでお話している間に近畿地方も梅雨明けしてしまいましたね。
今年の梅雨は雨が少なかったですが、反面5月は雨が多かったですね。
これから暑い夏が始まります。熱中症を発症する方も増えています。
どうぞお気を付けくださいね！
さて、今日の「やまよもやまばなし」は三田山遊会 代表の横井時人さんをお迎えして九州・九重の山々として「由布岳、泉水山・黒岩山」をご紹介いただきました。
既に九重の山々では由布岳をはじめ、中岳、久住山、平治岳などに登られている横井さん。
3日間の行程で1日だけ雨のため鶴見岳は登られなかったそうですが、今回はこれまで登ったことのない由布岳の西峰へ登るコースと未踏の北側の山々をセレクトして登られたそう。
まずは由布岳から。
伊丹空港から大分までが約1時間、空港からレンタカーを借りて約1時間ほどで由布岳正面登山口に到着。
関西から約2時間で大分の山に着いてしまうだなんて驚きですね！
正面登山口からは由布岳の双耳峰（東峰・西峰）が正面にどどーんと見えます！
草原歩き・樹林帯歩きを経て、九十九折りのジグザグ道へ。
所々でミヤマキリシマがお目見え。
8合目付近では振り返るとミヤマキリシマと眼下に湯布院の町が見えます。
この日、横井さんは登山中に救助ヘリに出会います。
同じ日、同じコースを登られていた方が登山中に滑落し亡くなられています。
この日は風が強く、危険な岩場コースで重い荷物を背負っていたために強風に煽られたのではないかとのこと。
いつ・誰でも事故とは隣り合わせだということを実感する出来事です。
今回、横井さんが歩かれた西峰からお鉢巡りをするコースは上級者向けのコースだったそう。
マタエの分岐点から西峰へ向かいます。
西峰への道は険しい岩場道で、3つの鎖場があり、中には垂直に登るような箇所もあったのだそう。
苦労して登った西峰山頂からはミヤマキリシマの群落と人気の東峰を見ることができます。
山頂付近はミヤマキリシマの最盛期だったそうです。
西峰から東峰へお鉢巡りもできますが、こちらは更に危険なコース！
岩場・難所が続きますのでご注意を！
東峰までぐるっとお鉢巡りをしたらマタエまで戻り、来た道を下山して登山終了！
大変な事故もあり、無事に下山できたことが何よりですね。
2日目は雨のため予定していた鶴見岳はお休み、別府の地獄めぐりを堪能されたそうです。
リフレッシュになりますね！
そして3日目は泉水山・黒岩山へ。
九重山系ではどちらかというとマイナーな山になりますが、手軽に登れて景観も楽しめる良い山だったそう。
由布岳に行く時にも通ったやまなみハイウェイの途中にあります。
長者原登山口から入り、しばらくは草原の山道を登っていきます。
泉水山には下泉水山と上泉水山があり、まずは下泉水山へ。
ちょっとした岩山の上に山頂があります。
続いて上泉水山へ向かいます。
縦走路は開けて明るい歩きやすい道が続きます。
こちらもミヤマキリシマが咲き誇ります。
ただ虫害により例年よりも開花が半分ほどなのだとか。
アップダウンを繰り返し、3つ目のピーク黒岩山へ。
山頂からは九重連山を見渡せます。
黒岩山からは牧ノ戸峠へ下山します。
30分ほど快適な道を下っていきます。
牧ノ戸から長者原へ続く遊歩道はゆるやかな下り道。
森林の中、1時間ほど歩いていきます。
ゆったり・のんびりの山旅にピッタリですね！
今回は北側の九重の山々を中心に歩かれた横井さん。
南側の九重の山々も含め、一番のオススメは平治岳とのこと。
こちらは山一面にミヤマキリシマが咲き誇り、ミヤマキリシマのトンネルをくぐりながら歩けるのだそう。（下記写真参照）
見ごろは5月下旬～6月上旬です。
泉水山、黒岩山のコースは九重2回目の方にオススメですよ。
そして、由布岳西峰コースは上級者向きとなりますのでご注意くださいね。
下記から今日の放送を聞くことができます🎵