みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。
さて、今日は東北で人気のクリスマスイルミネーションを紹介しましょう。
先ずは、12月6日から25日まで杜の都、宮城県仙台市が、光の都へと姿を変える、冬の風物詩「SENDAI光のページェント」です。
今年で39回目を迎える人気のイルミネーションで、定禅寺通のケヤキ115本に約45万球ものイルミネーションが施され、通りをあたたかく彩ります。今年は『未来(あす)へつなぐ光彩』をテーマに、錦町公園でクリスマスマーケットが開かれ、飲食が出来る大型テントも設置されます。西公園ではクリスマスツリーを設置し、来場者の願いを書いてもらったオーナメントを飾り付けやパフォーマーによる大道芸なども行われ、クリスマスを盛り上げるたくさんのイベントが開催されます。
次は、岩手県の小岩井農場内で来年1月13日まで開催される東北最大級のイルミネーション「小岩井ウインターライツ銀河農場の夜2024」です。
銀河鉄道SLや恋人たちのクリスマスツリー、40mの光のトンネルなど、園内のいたるところがイルミネーションの光で彩られます。期間中は、レストランや売店も夜まで特別営業していますので、小岩井農場ならではの食事や買い物をイルミネーションを眺めながら楽しめます。また、大晦日と元旦には花火の打ち上げが行われます。冬の空に輝く満点の星空へ打ち上がる花火とイルミネーションの光の競演は必見です。
次は、青森県平川市で来年2月14日まで行われる「ひらかわイルミネーションプロムナード」です。
中央公園が、シャンパンゴールド、ブルー、ピンクなど色とりどりの約10万球のLEDライトで彩られます。通路には友好親善交流盟約を結んでいる鹿児島県南九州市の竹から作られた趣のある竹キャンドルが加わり、幻想的な光の世界が広がります。また、同じく友好都市関係にある台湾台中市のことを市民に知ってもらおうと、弘南鉄道平賀駅前広場には7色の色鮮やかな台湾提灯500個が吊るされています。あまりの綺麗さに写真を撮りに来る人が多く訪れ、人気のイベントになっています。
最後になりましたが、ここ三田市でも12月1日 日曜から25日水曜まで神戸電鉄三田駅や有馬富士公園などでクリスマスイルミネーションが行われます。2日月曜に市役所で盛大にオープニングイベントが行われます。今回で10回目になるサンタ×三田プロジェクト。21日土曜にはフィンランドからサンタさんもやってきます。その他イベントの日程などは三田市のホームページや広報などでご確認ください。
今回は東北で人気のクリスマスイルミネーションを紹介しました。ではここでから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は青森県で語られていた民話「わらと炭と豆」です。
お話に出てくる「お前がだ」は「あなたがた」
「オコオコとおきて」は「カッカと火がついて」
という意味です。