こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
今年は紅葉がきれいですね!なかなか紅葉ハイキングに行けていませんが、皆さんは楽しんでいますか?
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤さんにお越しいただき、前回の「焼岳」に続いて行かれた「乗鞍岳」をご紹介いただきました。
乗鞍岳は岐阜県高山市と長野県松本市の県境にある日本百名山の山です。
標高2700m付近まで車(バスまたはタクシー)で行くことができ、3000m級の山に気軽に登ることができます。
夏は高山植物、秋は美しい紅葉が楽しめます。
ちなみに「乗鞍岳」とは山の名前ではなく、23の峰と7つの湖、8つの平原で構成される山々の総称なのだそう!
前日に焼岳に登られた佐藤さんご一行、新穂高温泉に泊まり翌日に乗鞍岳へ。
乗鞍岳には岐阜県側からと長野県側から登ることができるのですが、現在、岐阜県側は通行止め。
やむなく長野県側から登られたそうです。
岐阜・長野いずれにしてもマイカーでは行くことができません。
岐阜県側からはほうのき平、長野県側からは乗鞍高原の乗鞍観光センターから、畳平のバスターミナルまでバスかタクシーで移動となります。
今回はタクシーで。
バスより少し割高になりますが、タクシーなら運転手さんのガイド付きです!
タクシーに乗った時は晴れていたのに畳平バスターミナルに着いた途端のガス!
濃霧と強風に耐えながらのスタート!
砂利道の作業道を歩きます。
ほぼフラットな登りですが、いきなり2700mからのスタートですので息がしづらいのだそう。
この道で息を整えます。
スタートから30分ほどで肩の小屋に到着。
登山道に入ると岩がゴロゴロ!
いくら気軽に登れるとは言え、基本の山装備は必須です!
コースタイムは往復で3時間!
ということであっという間に頂上に到着。
頂上は乗鞍岳の23ある峰の最高峰「剣ヶ峰」3026mです。
頂上付近は360度の展望!のはずが霧で望めず。
山頂には社が二つあります。
飛騨側には乗鞍本宮のお社、信州側は朝日権現神社。
背中合わせにお社が建つという珍しい形です。
登りはずっと霧に包まれていましたが、下りでようやく晴れ間が出てきて待望の景観が!
雄大な景色を眺めながらの下山です。
登りでは見られなかった冨士見岳、大国岳、魔王岳、また湖などが目の前に続々現れます!
帰りのエコーラインでは見事な紅葉を楽しめたそうですよ。
関西より1か月ほど紅葉が早く、10月中旬が見ごろのようですね!
来年アルプスにチャレンジしよう!と思っていらっしゃる山初心者の方、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか?
【今回のコース】
畳平~肩の小屋~剣ヶ峰 往復
距離 5.9㎞、累計高低差 440m、コースタイム 3時間
佐藤さんのブログはこちらから→ http://dota3eien.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-ea08ce.html
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