こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
ようやく山活を再開させたとご報告しましたが、先週末は摩耶山に行ってきました!
以前、「やまよもやまばなし」で異業種交流会 アウトドア部 窪田さんがご紹介くださったルートを少しアレンジしたルート。
久々なのに13㎞超え、標高差1000m超えで疲れましたが、徐々に感を取り戻していきたいと思います!
さて、今日ご紹介したのは「蘇武岳」
以前、相野駅山の会 会長の佐藤さんにもご紹介いただいた蘇武岳、今回は巨樹の谷をめぐる周回コースです。
【今回のコース】
万場天神社~万場スキー場 登山口~大杉山~4つ越え山~蘇武岳~巨樹の谷~万場スキー場登山口
時間:約6時間(休憩含む)距離:9.4㎞ 標高:約950m
まずは万場天神社に車を停めてスタート!スキー場を抜けて登山口に向かいます。
※トイレはありますが使用禁止になっていました。新型コロナの影響だと思われます。緊急事態宣言中は使用禁止の可能性が高いのでご注意ください。
登山口近くに2つの滝があります。ひとつは口の滝、もう一つは中の滝。
そんなに大きな滝ではありませんが、水量も多く、水がきれいで癒されました。
コースのほとんどが原生林となっており、ブナの美しい森が頂上付近まで続きます。
新緑はもちろん、紅葉も美しいでしょうね!
整備もされていて「2合目」「3合目」と標識もつけられています。
4合目を過ぎたあたりからイワカガミの葉っぱが見られるようになってきました。
春も楽しめそうです。
9合目を超えると、大杉山のシンボルである大きな杉の木が!
周りはロープが張られていて近づけませんでしたが立派な木でした。
スタートから1時間30分、やっと大杉山(1007m)到着~!!北東側に少し眺望がありました。
大杉山からは4つ山越えと呼ばれる4つのピークを越えていきます。
名前はそのままで「四ツ山」「三ツ山」「二ツ山」「一ツ山」の順に超えていきます。
「一ツ山」だけ「金山」という別名が付いています。
この辺りも美しいブナの森が広がります。
途中、足元にあった看板「スキー用品 美津濃」
どこのメーカーかわかりますか?
もう少しで山頂!
ですが、山頂近くまで道路があるため車やバイクの音が・・・ちょっと悲しい。
登山口から約2時間で蘇武岳山頂に到着!
山頂は広々していてとても気持ちいい~!
東側は大江山・東床尾山、豊岡盆地、西側は氷ノ山、鉢伏山、扇山方面、北側は日本海が見えます。
山頂でのんびり休憩して景色を堪能した後は巨樹の谷へ向かいます。
谷までの道も美しいブナの森ですが、標高が下がるにつれ、植生が変わっていくのが面白いです。
巨樹の谷の入り口に看板はありませんが、だんだんと大きな木が増えていきます。
カメラに収まりきらないほどの背丈の木々がひしめき合っています。
降りていくと遠くに滝が見え、その近くにはトチノキの巨木が。
さらにカツラの巨木が目の前に現れ、その巨木に挟まれて滝が流れていました。
全てがカメラには収まりきらない壮大さ!
滝と巨木と新緑と苔と青空と・・・どれをとってもコントラストが素敵
屋久島まではいかないまでも、それくらい雰囲気のある美しい森でした。
最後は渡渉箇所がありますが、そこを超えて最初の分岐に戻って、ここからはスキー場登山口を経て駐車場へ戻ります。
距離は10km満たず、高低差も1000m満たずなのですが、大満足のボリュームたっぷりな山登りになりました。
これから紅葉のシーズン、巨樹の谷がどんな色を見せてくれるのか?とても楽しみです。