こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
先週末から急に気温が下がり、一気に秋が深まりました。
紅葉が楽しみになってきましたね~!
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤さんに「西穂高岳 独標」をご紹介いただきました。
上高地から様々な山にアクセスできますが、こちらは初心者や北アルプスがはじめての方にオススメのコースです。
眺望もよく、手軽に北アルプスを満喫できますよ!
今回は3泊4日で行かれた行程のうち、1泊2日で歩かれた部分をご紹介いただきました。
上高地・河童橋近くにある西糸屋山荘に前泊し、朝8時にスタート!
日本近代登山の父・ウェストン碑などを見ながら登山口へ向かいます。
スタートから20分ほどで西穂高岳登山口に到着。
まるで山門のような珍しい登山口です。
最初はシラビソなどの針葉樹林帯を進んでいきます。
よく整備された歩きやすい道です。
スタートから2時間ほどで最後の水場となる宝水へ到着。
この辺りからダケカンバ、ナナカマドなど広葉樹が増えてきます。
紅葉が美しいですね。
宝水から1時間30分ほどで焼岳との分岐に出ます。
ここからは稜線歩きとなり、15分ほどでこの日の宿泊地 西穂山荘へ到着。
コロナ対策で1.5畳にひとり、という山小屋とは思えない快適さだったそうです。
翌早朝、日の出前に外に出て、朝焼けに照らされる八ヶ岳を堪能された佐藤さん。
日の出は八ヶ岳より左側だったそうで直接見ることができなかったそうですが、朝の風景は心が洗われるようですね。
7時前に出発、この日は西穂高岳独標を目指します。
ピストンするため、皆さん山荘に荷物を置いて最小限の荷物で向かいます。
スタートから30分ほどで丸山に到着。ここからは素晴らしい眺望が広がり、西側に笠ヶ岳、遠くに白山、南側に焼岳、乗鞍岳、東側に霞沢岳、北川には黒部五郎岳、双六岳とこれから向かう西穂高岳と穂高の山々・・・360度のパノラマ展望が楽しめます。
丸山から1時間ほどで急な岩場が見えてきました。いよいよ独標へ登ります!
西穂高岳独標(標高2701m)からは西穂高岳に連なる10のピーク、さらにその奥にある奥穂高岳が見られます。
今回はここまで登ってピストンで下ります。
急な岩場を慎重に下りていきます。
西穂山荘に戻り、今度は新穂高ロープウェイまでの道を下山していきます。
このロープウェイを使えば気軽に西穂高岳独標に行くことができますし、日帰りも可能ですよ。
険しい山をチャレンジするのも楽しいですが、ゆったり・のんびり景色を楽しみながら歩くのもまた良し、ですね。
また、上高地をのんびり散策するプランを加えてもいいですね🎵
【今回のコース】
1日目:上高地 西穂高岳登山口~宝水~焼岳分岐~西穂山荘(宿泊)
2日目:西穂山荘~丸山~西穂高岳独標~西穂山荘~新穂高ロープウェイ西穂高口駅
距離:約10㎞、高低差 上り約1500m、下り約900m(2日間合計)
佐藤さんのブログはこちらから↓
http://dota3eien.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-70f930.html
下記から今日の放送を聞くことができます。