こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
10月も半ば、街路樹も少し色づいてきましたね。
秋本番はもうすぐ!山の紅葉も存分に楽しみたいです。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤敬明さんに『御嶽山』をご紹介いただきました。
長野県と岐阜県にまたがる霊峰『御嶽山』
近年は8年前に起きた噴火の印象が強いかもしれませんが、現在は噴火警戒レベルも1に下げられ、山頂の「剣ヶ峰」まで期間限定ですが登ることができるようになりました。
古くから信仰の山として崇められ、他の山々とは一線を画す、厳粛な気持ちになる山だったそう。
主なルートは「王滝口」「黒沢口」がメインとなりますが、「王滝口」から山頂へは行くことができないため、今回は「黒沢口」からのコースです。
【今回のコース】
御嶽ロープウェイ飯森高原駅→八合目女人堂→石室山荘→二ノ池分岐→御嶽山(剣が峰)→二の池分岐→二の池山荘→
三ノ池→トラバース道→女人堂→飯森高原駅 距離 約10km、累計高低差 約1100m 6時間半
※御嶽ロープウェイの運行は来シーズン以降は未定です。
その場合は6合目の「中の湯登山口」から登ることができますが、コースタイム登りで+1時間かかりますので、計画を立てられる際は十分ご注意ください。
スタートは御嶽ロープウェイ飯森高原駅です。
が、始発の15分前で駐車場もほぼ満車!乗るまでも大行列で30分のロスがあったそうです。
現在、噴火警戒レベルは1に下げられ、ヘルメットも推奨されてはいますが山頂まで登ることができます。
登山道も整備され、危険個所もありません。
佐藤さんが行かれたのは10月初め。紅葉がちらほら始まっています。
8合目の「女人堂」を過ぎれば森林限界。
ハイマツ帯になり、岩場が現れ、徐々に道は急坂になっていきます。
信仰の山らしく、道々に霊神碑があります。その数なんと5000基!
石室山荘、二ノ池を経て山頂「剣ヶ峰」へ!
噴火の影響もあり、山頂部はシェルターが作られています。
記憶に新しい2014年9月27日の大規模噴火では63名の死者・行方不明者が。
スタートから3時間20分で山頂「剣ヶ峰」(3067m)に到着!
日本アルプス、八ヶ岳など絶景が望めます!
写真の二ノ池の向こうに見えるのは乗鞍岳。
ちなみに、山頂標識と写真を撮るのにまたまた大行列・・・30分も待ったのだそう!
二ノ池まで戻ります。火山灰で埋まっているようで殆ど水はありません。
今回はロープウェイ、山頂で時間のロスがあったため、摩利支天山への登頂はあきらめ三ノ池へ下山。
コバルトブルーが美しい三ノ池。ぜひ時間があれば立ち寄りを!
トラバース道で女人堂を目指しますが、渡渉、ガレ場があり注意が必要です。
8合目以降は歩きやすい道に。
最終ロープウェイ16時30分には余裕の15時45分着。
帰りは待ち時間なしだったそうですが、混雑する場所が時折あるので時間に余裕を持って計画を立ててくださいね!
佐藤さんのブログはこちらから↓
https://chakokoa2596.cocolog-nifty.com/blog/2022/10/post-4833ce.html
今日の放送は下記から聞くことができます🎵
御嶽山について詳しく解説いただいていますので、ぜひお聞きくださいね!