こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
梅雨の中休み、かなり暑い日になりました。
早く夏のアルプスに行きたくなりますね!
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長 佐藤敬明さんに「鈴鹿の釈迦ヶ岳」をご紹介いただきました。
三田からもアクセスよく、眺望もよく、急峻なキレットあり、地上絵ありと変化に富んだいいお山です。
梅雨シーズンからはヒルが心配されるので、ぜひ春や秋に楽しんでくださいね!
【三田市からのアクセス】
中国道~新名神道~名神道~新名神道 菰野IC出て15分ほど~朝明渓谷駐車場(三田から約2時間)
【今回のコース】
朝明渓谷駐車場~中尾根ルート~釈迦ヶ岳最高点~釈迦ヶ岳(三角点)~猫岳~羽鳥峰~猫谷~朝明渓谷駐車場
距離 約8km 累計高低差 約800m 標準コースタイム 約4時間半~5時間(休憩含まず)
起点となる朝明渓谷駐車場は70台ほど車が停められます。
500円/1日 登山届ボックス・トイレもありますよ。
駐車場から少し歩いて中尾根登山口へ。
木の根、岩場がむき出しの痩せ尾根に注意しながら黙々と登っていきます!
春にはイワカガミが楽しめそうです。
スタートから2時間近く登るとだんだんと眺望もよくなってきます。
南に御在所岳、雨乞岳、東に伊勢平野や伊勢湾、西には下山に取る猫岳ルートが見えますよ。
それまでは我慢、我慢で登ります!
そして最初の見どころポイント大蔭のガレ、通称「大ガレ」の登場!
切り立った岩稜地帯は見た目には怖そうですが、意外と道幅があるので歩きやすいそう。
ただし強風時は注意!
登りつめて暫く行くと釈迦ヶ岳最高峰(1097.1m)に到着!
釈迦ヶ岳は最高点と山頂の2つがあります。
ここからも伊勢湾などが見渡せます。
更に歩を進めると途中に下山ルートとなる羽鳥峰へのルートとの分岐があります。
分岐を過ぎると釈迦ヶ岳の頂上(1092.2m)に到着!
こちらは三角点があります。
小さな広場もあり、眺望もよいので休憩にぴったりですね。
羽鳥峰への分岐に戻りまずは猫岳へ!
左手に歩いてきた中尾根ルートや大ガレが見え、達成感が味わえます。
ゆるゆる下山で猫岳(1057.7m)に到着。
なぜ「猫」なのか名前の由来はわからないそうですが、猫耳が付いた(誰かが置いた?)猫岩があります。
続いて羽鳥峰へ向かいます。
思わず駆け出したくなる気持ちの良い稜線が続きます。
羽鳥峰(823.1m)に到着!
白い風化した花崗岩で形成された峰です。
羽鳥峰からは第2の見どころとなる地上絵が!
最初はハート型だけだったのが、猫や犬など地上絵がどんどん増えて変化しているようです。
羽鳥峰からは猫谷へ下山します。
猫谷には第3の見どころとなる国の有形文化財「なわだるみ堰堤」があります。
急な岩場には補助ロープも付けられています。
鈴鹿はヒルで有名ですが、この日はヒルに出会わなかったそうです。
ですが梅雨時の今は多いかもしれませんね~
猫谷を出てからは林道を15分ほど歩いて朝明渓谷駐車場に戻ってゴールです!
見どころがたくさんの鈴鹿の釈迦ヶ岳。
春はイワカガミやシロヤシオが咲き誇り、秋の紅葉もきれいですので、ぜひ計画してみてくださいね!
下山後は駐車場から5分ほどにある「三休の湯」がオススメだそう。
放送では、一休とご紹介していますが「三休」です。(営業は土日祝のみ)
佐藤さんのブログはこちらから↓
https://chakokoa2596.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-11fe9f.html
今日の放送は下記から聞くことができます。