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きてみで東北

【きてみで東北】4月27日(土)岩手県平泉町「春の藤原まつり」

みなさま「おばんです」
山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。
この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。

さて、今日紹介する東北の話題は、岩手県平泉町で5月1日水曜から5日 日曜に行われる「春の藤原まつり」です。平泉の中尊寺や毛越寺で、藤原四代の追善法要、稚児行列、開山護摩法要、郷土芸能、能や狂言の奉納が行われます。3日に開催される藤原まつりのメインイベント「源義経公東下り行列」は、義経の兄である源頼朝の追討から逃れて平泉に辿り着いた時、藤原秀衡や地元民に歓迎された故事を倣ったもので、総勢およそ百名の参加者で平安絵巻を再現します。

毎年、「秀衡」「義経」「北の方」など、それぞれの役柄に合った人が選ばれ、馬や牛車に乗って、山伏姿の弁慶ら武者一行と待女たちを従えて、毛越寺から中尊寺までの道のりを練り歩きます。午前中に藤原秀衡公出迎(でむかえ)行列が中尊寺坂下を出発し、一行が昼過ぎに毛越寺へ到着すると本堂で秀衡と義経が対面し、「義経公ねぎらいの場」が再現されます。

次に義経公と北の方、武蔵坊弁慶、藤原秀衡公が、貴族が乗る龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の舟で庭園内の大泉が池を一周します。その後、毛越寺を出発した行列は午後三時過ぎに中尊寺金色堂へ到着しお参りします。義経役は40年ほど前から男性タレントを起用し、今年は俳優の寺田 心さんが務めます。毎回、行列を一目見ようと、見物客が朝早くから続々と詰め掛け、道中はたくさんの人で賑わいます。そして、5日には武蔵坊弁慶にちなんで巨大な餅を抱えて運ぶ力自慢の競技会「弁慶力餅競技大会」が平泉駅前で開催されます。怪力無双として名を馳せた弁慶にあやかった春の藤原まつりの最終日を飾るイベントです。毎回岩手県内外から大勢の力自慢が参加しています。一般の部は総重量160キログラム、女性と小学生高学年の部は総重量50キログラムの三方と餅を、腹に締めた帯に載せて歩いた距離を競います。優勝者には豪華景品が用意されているそうです。

今回は岩手県平泉町で5月1日から5日に行われる「春の藤原まつり」を紹介しました。


【東北弁で語る民話】

今回は岩手県で語られていた民話「池端の石臼」です。

お話の中に出てくる
「駄賃づけ」は「馬で荷物を運ぶ仕事」
「とどけてけもうせじゃ」は「とどけてください」
「しゃべってわがねぇよ」は「話してならないよ」
「不思議たででいだ」は「不思議に思っていた」という意味です。

ハニーFMポッドキャストで配信しています。(再生ボタン▶を押すと番組が始まります)

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