みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。(再生ボタン▶を押すと番組が始まります)

さて、今日紹介する東北の話題は、岩手県西和賀町で1月24日土曜と25日 日曜に行われる「ほっとゆだ2026北日本雪合戦大会」です。西和賀町は、岩手県と秋田県の県境にあり、日本有数の豪雪地域です。雪深い地域ならではの環境を活かした、冬の一大イベントとして1992年から開催されています。毎年多くの参加者や観光客が集まり、白銀の世界の中で繰り広げられる迫力ある雪合戦が、西和賀町の冬を大いに盛り上げます。雪合戦といっても、ただ雪球を投げるだけはなく、緻密な戦略が必要とされる奥深い競技です。

この大会で取り入れている雪合戦の国際ルールを紹介しましょう。縦36m横10mのコートで、1チーム7人の二チームが戦います。それぞれのチームの陣地に旗を1本立てます。コートには身を隠すシェルターが7つ用意され相手チームに球を当てられると退場になります。試合は1セット三分間の3セット制で、2セット先取したチームが勝ち。雪球を投げあい、アウトコールを受けた選手が少ないチーム、または相手選手を全員アウトにするか、敵陣に切り込み、旗を奪い取ったチームの勝利。頭脳、チームワーク、体力が必要な競技です。1セットで使用できる雪球は、雪球製造器で作った直径6.5cm~7cmの雪球90個で試合中に雪球を加工、作成すると退場など、細かくルールが決められています。一般の部・レディースの部・ミックスの部があり昨年は55チームが参加し、熱戦を繰り広げたそうです。雪が舞う中での真剣勝負は、観戦するだけでも臨場感があり、大人から子どもまで楽しむことができます。会場の西和賀町は、「ほっとゆだ温泉郷」で知られる温泉地で雪合戦のあとは、温泉で冷えた体を温め、雪景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせるのも大きな魅力です。今回は岩手県西和賀町で1月24日と25日に行われる「ほっとゆだ2026北日本雪合戦大会」を紹介しました。

ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は岩手県で語られていた民話「神さんのかっちき」をお送りします。お話に出てくる「かっちき」は田の肥料で木の葉を干したもの、「おえんこ」は「縁側」、「さして」は「向かって」、「いっこも」は「ちっとも」という意味です。
