【やまよもやまばなし】相野駅山の会 荻野さん「沖縄の聖地“グスクロード”の山城群ハイク」

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日 担当の藤元愛です。
いよいよ緊急事態宣言が発令、これまで自粛されていた“不要不急”の外出もより強く制限されるようになります。
健康維持のためにハイキングはいいかな?と思っていましたが、急ぎでもなければ必要でもない。
しばらく山は自粛して自宅で筋トレに励みたいと思います!

さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会・三水山の会の荻野さんに、2月に行かれた沖縄のグスクロードの山城群ハイキングをご紹介いただきました。
グスクの石垣にも使われた沖縄の「琉球石灰岩」を手に、胸には「ひめゆりの塔」のバッジを付けてのご登場でした!

沖縄本島南部にある玉城村には琉球の祖霊神アマミキヨが天から降りて第一歩をしるしたという伝説や神話があり、そのアマミキヨ神の一族や子孫が作ったといわれる城(グスク)や御嶽(ウタキ)が点在しています。

玉城村にある糸数城址・玉城城址・ミントン城址・垣花城址を結ぶ4㎞の道はグスクロードと呼ばれています。
今回は城めぐりハイキングをご紹介いただきました。

まずは糸数城址から。標高は152mながら断崖絶壁に立っていて天然の要塞のよう。
三山分立時代初期(14世紀)の築城とされ、城壁は琉球石灰岩を野面積みにしてあります。

アザナまで登ると西には東シナ海、東には太平洋と雄大な景色を見渡せます。
城壁も長く、その大きさは南部グスクで最大級だとか。

続いては“天空の城”とも言われる玉城城址へ。
創世神アマミキヨが築いたという伝説があるのだとか。
一の廓・二の廓・三の廓と階段状の山城で天然の要害の地に築かれたたため“天空の城”とも言われているそう。
現在は一の廓のみが残ります。

玉城城址碑の脇からグスクを仰ぎ見ると天空にぽっかり穴が空いた岩が・・・
これが城門だそう。
夏至の期間にこの城門から差し込む太陽の光は母親から生まれ出る瞬間を想起させる光景ということで“原点回帰”の場所として行事も行われ、多くの人が参拝するのだそう。

熱帯樹の広場を過ぎると石室や石畳の道があり、往時を偲ばせます。

城門の上には海を見渡せる拝所があります。

続いてはミントングスク。
琉球石灰岩でできた独立丘と周囲の斜面に作られた原史時代の遺跡で、アマミキヨ神が定住したグスクなのだそう。
鬱蒼とした森の中を抜け、石段を登っていくと拝所(御嶽)があります。

御嶽は神墓と称されています。

最後はグスクロードの東端にある垣花城址。
糸数城と同じ14世紀前半の築城で、こちらも野面積の城壁で、一の廓・二の廓からできています。
樹林帯が茂る山道を登っていきます。

一の廓に御嶽がありますが、質素な佇まい。

沖縄は観光地でもありますが、第二次大戦中、唯一日本国内で地上戦が行われた場所でもあります。
やはり忘れてならないのが戦跡ということで毎年「ひめゆりの塔」に慰霊に訪れるそう。
「何度訪れても胸が痛みます」と荻野さん。
改めて平和の尊さを感じます。

新型コロナウィルスが終息したら、沖縄の知られざる?!山城跡「グスクロード」と合わせて、沖縄を訪れた際は戦跡にも足を運んでみてはいかがでしょうか?

【アクセス】
伊丹空港または神戸空港~那覇空港 那覇自動車道・南原ICから20分(那覇市内から約1時間)
【コース】
那覇市内~玉城村~糸数城址~玉城城址~ミントン城址~垣花城址 約4㎞

今日の放送を下記から聞くことができます。
前半

後半

☆次回以降の「やまよもやまばなし」ですが、緊急事態宣言を受け、少し内容を変更してお届けする予定です。

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