こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
コロナ禍にあり、思うように山を楽しめない日々が続きますが、皆さんはいかがお過ごしですか?
私は近隣の山歩きをたま~に楽しんでいます。
そこで気になるのが「マスク」
必ずと言っていいほど落ちています。
落ちたマスクを鳥や動物たちが手にしてしまうと紐部分が絡まり取れなくなってしまう恐れがあります。
また、不織布のマスクは分解に300年以上かかると言われています。
街中はもちろん、山の中でもマスクを落とさないように注意してくださいね。
別に袋を用意する、ファスナー付きのポケットに入れる、捨てる場合はゴミ袋を持参して持ち帰る・・・など工夫してみてくださいね!
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会・三水山の会の荻野さん、本庄まちづくり協議会 会長の中村さんにお越しいただき、「奥山川渓谷・幡尻川ハイキング」についてご紹介いただきました。
本庄まちづくり協議会では本庄地域のまちおこしや地域の活性化のために〝名所〟や〝お宝さがし〟を行っており、その一環で提案されたのが「奥山」や「奥山川」といったハイキングコースでした。
今回は、以前荻野さんにもご紹介いただいたコース(https://fm822.com/archives/23009)とは別のルートで、「奥山川」~「幡尻川」を歩く周回コースをご紹介いただきました。
なんと4回もの下見を行い、コースの整備、案内板の作成をし、地域の皆さんとともに歩かれたそうですよ!
ぜひ皆さんも歩いてみてくださいね!
まずは「百石踊り」が兵庫県の無形民俗文化財にも指定されていることでも有名な「駒宇佐八幡神社」からスタートです。
神社に駐車場がありますが、停められるのであれば必ず参拝を・・・!
続いて奥山川を遡上していきます。
最初にあるのが「大滑床」大きな一枚岩の上に水が流れています。
以前、私も歩きましたがその頃は看板はありませんでした。
今回はこのハイキング企画のために看板も整備され、とても分かりやすくなりました!
続いて現れるのが雌滝。
まるで宮崎県の高千穂峡のよう!ゴルジュの奥に滝が見えます。
そして雄滝。
落差は5~6mほどですが勢いよく水が流れ、たけだけしい雰囲気です。
最後が連滝です。
奥入瀬渓谷のようであまりにも素晴らしい!ということで中村さんが名付けられました。
苔むした幻想的な場所も・・・。まさに知られざる秘境です。
奥山川の渓流に別れを告げ、林道を進むと「新池」に到着。
新池は大音所地区の農地のため池で、現在はゴルフ場があるためここまで車で来ることもできますが(一般車は通れません)、かつては大滑床の上流の岩に穴を開け、橋を作って作業を行っていたそうです。
一旦舗装路に出てゴルフ場のゲートをくぐると「奥山公園」があります。
こちらは三田市の公園ですが、地域の方がボランティアで管理をされています。
春には桜、秋にはもみじが楽しめる美しい公園です。
そして、なんとこの公園には「ししおどし」があるのですが・・その理由はぜひアーカイブ放送をお聞きくださいね!
続いて幡尻川沿いの道を歩きます。
幡尻川には「幡尻川渓谷 幡尻滝」があります。
最後の見どころは三田市にお住いだった美術家・東山嘉事さんの壁画!
フムフムシリーズなど数々の壁画を見ることができます。
上本庄藍本線に出て駒宇佐八幡神社まで歩いてハイキング終了!
ハイキング途中には西鎌倉山、焼山、茗荷谷山など三田の山々を見ながら歩くこともでき、美しい三田の景色を再認識することができますよ。
参加された皆さんは近くにこんなに素晴らしいところがあったとは知らなかったと、感動されたご様子。
実は奥山は戦後、人気のハイキングコースだったそう。
当時の地図に描かれていた未発見の名所もあるそうですので、ぜひ更なる発見・発信を楽しみにしたいですね!
【今回のコース】
駒宇佐八幡神社~奥山川~大滑床~雌滝~雄滝~連滝~新池~奥山公園~幡尻川~幡尻滝~東山嘉事さん壁画~駒宇佐八幡神社
約8㎞ 約5時間(休憩含む)
【アクセス】
176号線~広野橋南詰~上本庄広野線~須磨田交差点を直進~駒宇佐八幡神社 または
県道 福住三田線~本庄小学校~須磨田交差点を左折~駒宇佐八幡神社
下記から今日の放送を聞くことができます。