こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
週が明けると11月!場所によっては紅葉が始まっていますが、関西ではこれからが紅葉シーズンですね。
今回の「やまよもやまばなし」では紅葉シーズンにぴったりの氷ノ山をご紹介しました。
今回は鳥取県側から登りましたが、こちらは紅葉以外にも見どころ満載ですよ!
今回のコースは鳥取県若桜町にある氷ノ山キャンプ場から氷ノ山越え、山頂へ登って三の丸コースを下りる周回コースを歩いてきました。
まずは初心者でも歩けるのんびりとした道を歩きます。
この道はかつて「伊勢道」と呼ばれ、鳥取県から兵庫県を抜けてお伊勢参りに使った道なのだそう。
途中お地蔵さんがお出迎え。
危険個所のない整備された道を登っていくと兵庫県側からの道と合流します。
避難小屋が目印です。
ここから山頂を目指していきます。
だんだんと景色が変わり、ブナの天然林から山頂手前になってくると岩場も出てきます。
私が行った時は紅葉はまだでしたが、今週末~来週にかけて色づいてくるのではないでしょうか。
途中には石畳に落ち葉・・・といった京都の寺院の庭のような素敵な場所も。
最後の登りを頑張れば山頂到着!
シンボリックな避難小屋がお出迎え。
山頂は360度のパノラマ展望。
天気が良ければ遠くに白山や大山も見えるのだそう。
山頂から、今度は三の丸コースを歩いて下山します。
こちらはかなり緩やかな笹原を下りていきますが、途中急に景色が一変!
古代杉の林に出ます。
まるで屋久島のような雰囲気を味わいつつ、笹原に戻ります。
背丈以上の笹をきれいに刈り取ってあります。
三の丸には展望台があり、ここからの景色も素晴らしい!
笹原はまるで剣山のようですね。
いつまでも続くと思っていた緩やかな道は次第に鳴りを潜め、急坂へと変貌します。
特にスキー場からのくだりの階段はかなりの急階段!
登りにはオススメしません。
スキー場を無事に降りて再び森に入ると今度は巨樹の森に・・。
大きな栃ノ木がたくさんありました。
更に歩を進めるとここがまた別世界!
苔むす岩、紅葉、落ち葉、清流・・・美しい景色が広がり、しばし歩を休めて景色を堪能します。
最後のプレゼントはススキ野原。
スキー場に見事なススキが!陽の光がススキの穂にあたってキラキラしていました。
一粒で何度美味しいのだろう?!
そう思わせる見どころたっぷりのコースでした。
兵庫県側から登るのもいいですが、鳥取県側はまた違った世界観があります。
ぜひ足を見てくださいね!
【今回のコース】
氷ノ山キャンプ場~氷ノ山越避難小屋~氷ノ山(山頂)~三の丸~氷ノ山キャンプ場
約10㎞ 高低差約1000m 時間約6時間(休憩含む)