こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
3月も半ばになり、三寒四温はどこへやら・・・初夏のような陽気が続いています。
これだけ気温の差が激しくなると体調管理も難しくなりますね。
花粉症のシーズンでもありますし、ゆっくりお風呂につかる、デトックス効果のあるものを食べる、早めに就寝する・・・などいつも以上に健康に気を使いたいですね。
さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会 会長の佐藤敬明さんに女性4人が新たに開拓したルートから登る向山連山をご紹介いただきました。
丹波新聞に記事が掲載されています。詳しくはこちらから→ 丹波新聞2022.1.5
向山といえば、4月になるとヒカゲツツジが咲くことで有名な山で、行ったことのある方も多いと思いますが、今回ご紹介いただいたのは通常の周回ルートとは一味も二味も違う、その名も「険しさを楽しむ道」から登るルートです。
こちらのルートは丹波市木の駅プロジェクトのメンバーが整備・開拓されたルートで、春日方面から向山に登るもの。
名前の通り、ロープがたくさん出てくる急坂を楽しむルートとなっています。
加えて、このルートにもヒカゲツツジがたくさん咲きそう!
ぜひこの春は新たなルートで登ってみてはいかがですか?
このルートは縦走ルートとなるので、アクセスには車+電車となります。
今回、佐藤さんは丹波市氷上町にある水分れ公園に車を置き、電車で石生駅~黒井駅へ移動して登山口へ行かれました。
いずれも駅から歩いて行ける距離にあります。
黒井駅からは登山口のある「まきんこの森」へ。
こちらも新たに整備された公園です。
まきんこの森から最初は平坦な道を歩いていきます。
途中には「山の神」様も鎮座しているので登山の安全を祈願して・・・苔むした雰囲気のよい森を抜けていきますが、だんだんと傾斜がきつくなっていきます
女性が開拓したルートだけあって遊び心も満載!
「ブランコ」と書かれた二股の木があったり、
「木の股くぐり」のネーミング通り面白い形の木があったり、
「レッツ岩登り」と書かれた岩場もあり、なかなかにチャレンジし甲斐がありそうです!
展望台も整備され、春日町や氷上町、黒井城跡などが見渡せます。
楽しいネーミングとは裏腹に道はかなりキツイそうで・・・ロープがたくさん設置されているのでストックは不要、ロープを握って登っていきます。
この辺りはヒカゲツツジのトンネルになっていて4月が待ち遠しいですね!
(ただし枝にザックをひっかけやすいので、なるべく小さめのザックで登りましょう!また、急坂ですので上りでこのルートを使うようにしてください。)
向山に行く前にあるピークは「宝来山」と名付けられています(仮称だそうですが)
なんと標高が551mだからだそう!かわいい!
向山へは一旦下って登り返し、縦走路に合流します。ここまではハードな道のりですが、縦走路に入れば整備された道を歩くことができます。
蛙子展望所から五の山、五の山から向山・・・と一般的なルートとは反対に反時計回りに縦走路を歩いていきます。
向山からは黒井城跡も見え、眺望もバッチリ!
向山からの縦走路はアップダウンを小刻みに繰り返し、四の山、三の山、二の山とピークを歩いて下山、水分れ公園へ下ります。
途中の峰々では、ツツジが岡展望所や松の台展望所などの名前が付いた展望所が設けられ、春日側、黒井城跡がよく見渡せます。
加えて春になればヒカゲツツジだけでなく、ミツバツツジやアセビなど、たくさんの花が咲きますから、歩いていて楽しいルートとなりそうですね!(過去の写真から。今年は満開のミツバツツジが見られるといいですね!)
【今回のコース】
JR黒井駅~まきんこの森(登山口)~宝来山~蛙子峰(縦走路への合流)~五の山~向山~深坂北峰~四の山~三の山~二の山~観音堂登山口~水分れ公園駐車場
距離:6.7㎞ 累計高低差 上り659m 下り633m コースタイム4時間
佐藤さんのブログに詳しく掲載されていますのでぜひ!こちらから→どた3は永遠にⅢ
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