こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ 火曜日担当の藤元愛です。
先日の「やまよもやまばなし」では滋賀県にある金勝アルプスをご紹介しました!
眺望よく、奇岩・巨岩に摩崖仏、オランダ堰堤などの史跡があり、見どころ盛りだくさんのお山でした。
道迷いもほぼ心配のない、コース整備もしっかりされています。
岩に登らずとも絶景を堪能できるので初心者の方も十分に楽しめますよ。
まずは一丈野にある桐生若人の広場駐車場に車を停めてスタート!
※駐車場有料期間があります。
4月~翌年3月の土・日・祝および7月下旬~11月30日までは全日
森林環境整備推進協力金:普通および軽自動 車700円、自動二輪車200円
早速岩場が出てきますがロープなども設置してあり、登りやすいです。
分岐からピストンで鶏冠山へピークゲット!
残念ながら眺望はありません。
自然にこのような形になったのでしょうか??
間から景色が見られますが、下には降りられません。
眺望が開けると岩がたくさん!
見事な景観が広がります。
奇岩のひとつ「天狗岩」
確かに目と鼻に見えますね~!
上まで登ることもできるようですが・・・私はその少し手前でストップ(笑)。
遠く離れたところからも見られるシンボリックな天狗岩です。
恐竜のうろこのような「耳岩」
竜王山への道の途中にある「茶佛観音」
小さくてかわいらしい観音さまです。
竜王山からは三上山が見られました。
分岐まで戻って歩を進めると出てきたのが「重ね岩」
重ね岩に彫られている摩崖仏
大分薄くなっていました。
最後の岩スポットは「国見岩」
名前の通り国を見渡せる・・・そんな岩です。
遠くに新名神高速道路も見えました。現代風ですね!
下山途中にある「狛坂摩崖仏」
縦6m、横4.5mの大きな摩崖仏です。
平安時代か奈良時代の渡来した工人の手によるものだそう。
林道を暫く歩き続けると下山口まであと少し、というところにあるのが「逆さ観音」
鎌倉時代に作られたそうです。
かつて金勝アルプスの木々は平城京建設のために伐採され、千年前には禿山になってしまったのだそう。
そのため、水害が多く起こり、明治になって堰堤が作られたのですが、その際に山上にあったこの摩崖仏の彫られた岩が落ちてしまい、逆さになったそうです。
そして最後の見どころがオランダ堰堤。
オランダ人技術者ヨハネス・デレーケ氏を招聘し、デレーケ氏の指導の下、明治22年に堰堤が完成。
日本最古の割石積堰堤なのだそう。
三田からも近く、コースも整備されています。
駐車場にはバイオマストイレ設置、コースのパンフレットも置いてあります。
【コース】
桐生若人の広場駐車場~落ヶ滝~鶏冠山(490.9m・ピストン)~天狗岩~耳岩~白石峰~茶仏観音~龍王山(604.7mピストン)~白石峰~重岩~国見岩~狛坂摩崖仏~林道~逆さ観音~オランダ堰堤~駐車場
11㎞ 5時間15分 標高700m登り
【アクセス】
三田から車で1時間20分 三田から新名神・名神高速を利用 草津田上IC下車15分
駐車場 95台