こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ水曜日担当 ふじたのぞみ です。
あっという間の冬休みでしたが、皆さん元気に楽しくお過ごしだったでしょうか?
2023年も子育てに役立つ情報を中心に、ゆったりお届けしてまります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月4日、今年初めの水曜日は【おいしい絵本】からスタート。
1週目でしたが、冬休み中の為2週目と入れ替えてお届けしました。
☆「14ひきのもちつき」(さく/いわむら かずお、童心社)
今回は幼稚園・保育園などに必ずと言ってよいほど置かれている「14ひきのシリーズ」から、今の季節にぴったりの一冊をご紹介しました。
物語の始まりはおなじみのフレーズ。
「おとうさん おかあさん おじいさん おばあさん そして きょうだい 10ぴき。
ぼくらは みんなで 14ひき かぞく。」
自然の中で暮らすねずみの大家族が、冬のある日に一家でお餅つきをする様子が描かれています。
薪割りをするおとうさん、かまどに火を入れるおじいさん、順に起きてきてお手伝いするこどもたちに、お米の準備をするのはおかあさんとおばあさん。
みんながそれぞれに協力して、冬の一大行事を進めていきます。シンプルな言葉と細部まで描き込まれた絵で、お餅つきの準備から丁寧に見せてくれるのでちょっと勉強になったりもします。
また、お餅つきを「ぐっぐっ」「ぺったんとったん」「ずしんずしん」と表現するなど、音からお米からお餅への変化やその手触りなどを感じさせてくれて、読み手の想像もどんどん広がっていきます。
そして、もうひとつ注目したいのが目線。
今回の絵本では全編通して上から見ているように描かれていて、自然の中の丁寧なねずみたちの暮らしをのぞき込むようで、なんだか嬉しいようなわくわくするような気がします。
一方、シリーズの他の作品では、たんぽぽを小さなねずみの目線で見上げるように描いて、人の眼では見られない光景を見せてくれており、丁寧に描かれた暮らしや自然の中にたくさんの発見が生まれるかもしれません。
色んな楽しみ方を見付けつつ、ゆっくりじっくりと読み聞かせてあげてくださいね。
☆炊飯器でつくる おぜんざい
今回のレシピは、「もちつき」に因んで おぜんざい をご紹介しました。
(材 料)小豆 300g、砂糖 200g、塩 小さじ1/2
(レシピ)➀炊飯器釜に小豆と水を4合目盛りまで入れ、炊飯スイッチオン
➁炊き上がったら一旦水を捨て、砂糖・塩・水400ccを加えて2回目の炊飯スイッチオン
➂炊き上がったら木べらで軽く混ぜ、再び炊飯スイッチオン
➃3回目の炊飯が完了したら、よく混ぜて出来上がり
控えめな甘さでやさしいおぜんざいです。
無添加で作れることも嬉しいですね。
また、粗熱を取りタッパーに移しておけば、冷蔵なら3日、冷凍なら1か月ほど保存できるので、たくさん作ってもアイスに添えるなど色んなデザートにアレンジして楽しむことができますよ♪
少し時間はかかりますが、炊飯器で簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてくださいね。