2024年4月13日(土)から5月26日(日)まで、中之島香雪美術館では 特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」が開催されます。
本展は、東京都江戸東京博物館(東京都墨田区)が所蔵するコレクションから、葛飾北斎(1760~1849)の「冨嶽三十六景」全四十六図(前期・後期で展示替)と、歌川広重(1797~1858)の「東海道五拾三次之内」や「名所江戸百景」など、代表作を紹介し、風景版画で双璧をなす北斎と広重、二人の「挑戦」の軌跡をたどります。
併せて、中之島 香雪美術館が所蔵する広重の遺品や遺言状も展示されます。
※前後期で大幅に作品を入れ替えます
~構成~
プロローグ ―広重、絵師を目指す
父に絵の才能を認められた安藤徳太郎少年の夢は「もっと上手に絵を描けるようになること」。
やがて浮世絵師の歌川豊広に弟子入りし、その夢を実現していきます。
しかし、その前に立ちはだかる高い壁は、天才絵師・葛飾北斎の存在でした。
1章 風景画への道 ―北斎のたゆまぬ努力
「冨嶽三十六景」に至るまでの北斎20歳代後半から60歳代までの挑戦の数々をたどっていきます。
2章 葛飾北斎「冨嶽三十六景」の世界
「冨嶽三十六景」全46図を会期中展示替えにより全図ご覧に入れます。
我が国だけでなく、世界中で愛される本シリーズ全作品をお楽しみいただきます。
3章 新たな風景画への道 ―広重の挑戦と活躍
北斎に触発された広重は、「東海道五拾三次之内」シリーズをはじめとした数々の名所絵により存分に個性を発揮し、風景画の中心を担う浮世絵師へと成長していきます。
4章 ―広重、富士を描く
北斎没後、広重は多くの富士を描きました。
そこには、影響を受けたというだけでなく、北斎の富士を越えようとする広重の対抗心とあくなき挑戦がうかがえます。
本章では、「名所江戸百景」シリーズを中心に、『絵本江戸土産』や様々な富士を描いた「富士見百図」を展示します。
エピローグ ―広重の残したもの
「名所江戸百景」のほか、ひたむきに挑戦を続けていた広重。
しかし製作途中のシリーズもあるなか、安政5年(1858)9月6日に逝去。
世間では、第一線で活躍していた絵師の突然の死に衝撃と悲しみが広がりました。
本章では、広重の遺品と日付違いの遺書3通を展示します。
展覧会名:特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」
会 期 :2024年4月13日(土)~5月26日(日)
休館日 :月曜日(祝・休日の場合は翌火曜日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2024年4月25日(木)、5月1日(水)~5月6日(月・休)、5月23日(木) 19時30分まで開館(入館は19時まで)
料 金 :一般 1,700円、高大生 1,000円、小中生 500円
会 場 :中之島香雪美術館(大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階)
お問い合わせ:06-6210-3766(中之島香雪美術館)
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応募締切:2024年4月28日(日)12時
当選発表:2024年4月29日(月)ハニーFMのホームページにて
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