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【9月プレゼント】大阪中之島美術館「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」ペア券2名様プレゼント!

現在、大阪中之島美術館では 開館3周年記念特別展「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開催されています。
パリ市立近代美術館東京国立近代美術館大阪中之島美術館。豊かなモダンアートのコレクションを築いてきた3館のコラボレーションによる、これまでにない切り口の展覧会を開催します。本展では、それぞれのコレクションから共通点のある作品を1点ずつ選び、トリオ(3点1組)で紹介するというユニークな展示を試みます。主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で生まれたトリオの共通点はさまざま。各館コレクションを代表する名作から初公開となる作品まで、総勢110名の作家による約150作品で34組のトリオを組み、それを7つの章に分けて紹介することで、モダンアートの新たな魅力を浮かび上がらせます

みどころ
01 二度とないかも!?パリ、東京、大阪の名品による夢のトリオ展が実現
02 ピカソ、ローランサン、バスキア、藤田嗣治、佐伯祐三、草間彌生……総勢110作家、約150作品が集結
03 マティス、萬鉄五郎、モディリアーニがトリオに!?意外な3点を見て、比べて、話したくなる

【TRIO解説】 ※実際はどんなトリオなのか、ぜひ会場でお楽しみください
コレクションのはじまり
それぞれのコレクションのはじまりを刻んだ作品の中から、椅子に座る人物像をご紹介します。パリからは、1961年の開館の契機を作ったジラルダン博士の遺贈品より、20世紀前半の抽象美術をけん引したフランス人画家、ロベール・ドローネーの裸婦。東京からは、最初の購入作品の一つ、日本近代を代表する洋画家、安井曽太郎の肖像画。大阪からは、美術館構想のきっかけとなった実業家、山本發次郎の旧蔵品より、大阪市出身の佐伯祐三の代表作、という3点です。これらの作品収蔵から今日に至るまで、3館のコレクションは拡充を続け、各館の活動を体現するものに成長してきました。本展では、3館がどのような作品を収集してきたのか、コレクションして展示する主体としての美術館にも注目しながら、トリオをお楽しみください。

安井曽太郎《金蓉》1934年、東京国立近代美術館(トリオ<コレクションのはじまり>より)

モデルたちのパワー
大胆にくつろいだポーズで、思い思いに寝そべるモデルたち。西洋絵画の歴史の中で脈々と続いてきた横たわる女性像は、理想美を体現し、男性に見られる対象として、しばしば無防備な姿で描かれてきました。しかし、挑発するようにこちらを見つめるアメデオ・モディリアーニの裸婦、寝ころんでこちらを見おろす萬鉄五郎の裸体美人、そして見られることにまるで無頓着なアンリ・マティスのオダリスクには、私たちの視線を跳ね返し、彼女たちそれぞれの美を誇るようなパワーがみなぎっています。

アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館
photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ<モデルたちのパワー>より)

日常生活とアート
このトリオは、日常生活で用いるものをアートの領域に引き入れることで、私たちの常識的概念に揺ジャン=リュック・ジャン=リュック・ムレーヌの《For birds》はありふれた鳥かごのようですが、その隙間や開口部はガラスで完全に密閉されています。まるで内部に空を囲い込み、檻の外=自由という常識を逆転させているかのようです。冨井大裕の《roll…》は、折り紙をホチキスで留めただけの簡単な構造でできています。紙がつぶれたり破れたりしたら、指示書に従い新しい折り紙を用いて作り直すことができ、芸術作品の永続性に疑問を投げかけます。一方、倉俣史朗の《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》は、椅子としての機能を持ちながら、オブジェのような存在感を放ちます。これは家具でしょうか?それともアートでしょうか?

倉俣史朗《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》デザイン1988年 製作1989年、大阪中之島美術館(トリオ<日常生活とアート>より)

▷大阪中之島美術館
2022年、大阪市中心部に開館。19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術とデザイン作品を核としながら、地元大阪で繰り広げられた豊かな芸術活動にも目を向け、絵画、版画、写真、彫刻、立体、映像など多岐の領域にわたる6,000点超を所蔵。

▷東京国立近代美術館 
東京の中心・皇居のお濠を前に立つ日本で最初の国立美術館。最大の特徴は、横山大観、上村松園、岸田劉生らの重要文化財を含む13,000点を超える国内最大級のコレクション。19世紀末から現代までの幅広いジャンルにわたる日本美術の名作を、海外の作品もまじえて多数所蔵。

▷パリ市立近代美術館
シャンゼリゼ通りとエッフェル塔の間に位置するパリ市立近代美術館の宮殿は、1930年代の壮麗な建築の一例。15,000点以上の作品を所蔵するパリの重要な文化施設であり、フランス最大級の近現代美術館のひとつ。

【開催概要】
展覧会名:開館3周年記念特別展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
会 場 :大阪中之島美術館 4階展示室
会 期 :2024年9月14日(土)-12月8日(日)
時 間 :10:00-17:00 *入場は16:30まで
休館日 :月曜日 *ただし9/16、23,10/14,11/4は開館、翌火曜日休館
観覧料 :一般 2,100円、高大生 1,500円 *税込
お問合せ先:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
公式HP :https://art.nikkei.com/trio/

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応募締切:2024年9月29日(金)12時
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