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きてみで東北

【内藤美保のきてみで東北】10月12日(土)配信 東北の紅葉スポット パート2

みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。(再生ボタン▶を押すと番組が始まります)

今日は、前回に続いて、これから見ごろを迎える東北の紅葉を紹介しましょう。

先ずは、宮城県大崎市の鳴子峡です。長さ4kmにも及ぶ渓谷は、崖の高さが80mから100m、幅は狭いところで10m、広いところでは100mにもなり、典型的なV字谷を形成しています。屈曲した渓流、切り立った断崖や乱立した岩石などダイナミックな景観が続きます。鳴子峡遊歩道は大谷川に沿って鳴子側入口の大谷橋から中山平側入口までの2.5kmを整備したもので、下から眺める断崖や、いくつもの珍しい形をした岩など、松の緑が点在する中に織りなす紅葉美は数ある名所の中でも第一級といわれるほどです。また、鳴子峡レストハウスの先にある見晴台は外せない写真スポットです。大深沢橋と紅葉を壮大なスケールで写真に収めることができます。

次は、山形県の蔵王連峰最高峰の熊野岳です。蔵王温泉からアクセスして蔵王山を登るルートも紅葉の見所スポットの一つとして知られています。麓から熊野岳の北側に位置する地蔵山に向けて二本のロープウェイが運行しており、紅葉の海の上を駆け上がって行きます。ロープウェイを降りた後、いくつかのトレッキングコースがあり、その中でも、いろは沼から火口湖の御釜へ登るコースがおすすめです。1時間半程度で登頂することができます。御釜は直径330mの円形の噴火口で日に照らされて一日に何度も色を変えることから五色沼とも呼ばれています。エメラルドグリーンの水を湛える火口湖と周辺の秋模様が上手く溶け合い、美しい景色へと盛り立てています。

最後は、福島県の磐梯吾妻スカイラインです。高湯温泉から土湯峠までの全長29kmの磐梯吾妻スカイラインには毎年多くの観光客が訪れます。中でも作家、井上靖が選んだ「吾妻八景」からの展望が見所です。その一つに「つばくろ谷」と言う渓谷があり、かつてイワツバメが飛び交ったことから名づけられました。高さ約84mに架けられた橋から眺める紅葉はとても美しいそうです。他にも右に磐梯、左に安達太良の秀峰を展望し、二つの峰を、空で対峙する龍に見立てて命名された「双竜の辻」などのポイントもあります。また、周辺の温泉地めぐりも人気があります。

今回は、これから見ごろを迎える東北の紅葉を紹介しました。

ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は山形県で語られていた民話「行けざんざんの梨」です。
お話の中に出てくる
「ぼって」は「追って」
「きかない子ども」は「強い子ども」
「ひとつまなぐ」は「一つ目」という意味です。

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