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きてみで東北

【内藤美保のきてみで東北】2月28日(土)配信 山形県酒田市「酒田雛街道」

みなさま「おばんです」山形県出身の内藤美保がお送りする「きてみで(来てみて)東北」。この番組は東北各地の紹介と、東北弁で語る民話をお届けしています。(再生ボタン▶を押すと番組が始まります)

さて、今日紹介する東北の話題は、山形県酒田市で毎年3月1日~4月3日の約1ケ月間にわたり開催される「酒田雛街道」です。期間中は、市内の旧豪商の邸宅や飲食店、美術館などの施設で、歴史ある「雛人形」や酒田エリアに伝わる、赤い幕で覆った傘に、手作りの布製の雛飾りを吊るした「傘福」が一斉に展示されます。飲食店ではこの期間しか食べられない雛料理やスイーツを提供するお店もあり、酒田の街全体が雛祭りのムードで盛り上がります。

かつては江戸や大阪、京都と、北前船での交易で賑わいを見せた酒田には、船によって運ばれてきた歴史ある雛人形達が数多く残されていて、今なお大切に保管されています。また、酒田の旧豪商の家に伝わる古いお雛様は非常に贅沢なものが多いといわれているのも特徴です。ここで酒田一の豪商、本間家のお雛様を紹介しましょう。250年の歴史がある本間家旧本邸の部屋には高さ2m、幅一間半(約二2.7m)の雛壇に、古今雛や共白髪になるまで元気にとの願いが込められている百歳(ももとせ)雛の相生様・五人囃子を飾り、ケースには、小さな筆と墨の硯箱、くし・かみそりのお化粧道具など実物そっくりの雛道具が飾られます。雛人形は美しい紅花染めの衣装をまとっているものも多く、歴史を感じさせる厳かさです。創業330年の本間家ならではのお雛様が楽しめます。

また、明治28年建築の料亭を使用した博物館「山王くらぶ」では二階の襖仕切りを外した百六畳の大広間に辻村寿三郎の作品「さかたの雛遊び」が常設展示され、期間中は「傘福」の展示も行われています。「傘福」は日本三大吊るし飾りの一つに数えられ、赤い幕を張った傘の下に、子どもの健康や家族の幸せなど一つ一つに意味を持たせた細工物を飾るのが特徴です。「傘福」の飾り物は約100種類もあり、例えば「ねずみ」の飾りは子孫繁栄を、赤い「さるっ子」は災いが「去る」ようにという魔除けとして、「おくるみ人形」は、子どもの健やかな成長を願って作成されています。飾りが吊るされる傘は大きいもので直2mもありひとつの「傘福」に999個の飾りが吊るされているそうです。一本の紐につるす飾りの数は縁起を考えて割れない数字「奇数」と決まっています。今年の新作をはじめとして、会場は1万個近い手作りの吊るし飾りで埋め尽くされます。今年で30周年を迎える「酒田雛街道」を記念して3月7日に、テレビ番組「開運なんでも鑑定団」に出演している日本人形鑑定士の林直輝氏の講演と日本人形の鑑定会が行われる予定です。

今回は3月1日から4月3日に山形県酒田市で開催される「酒田雛街道」を紹介しました。

ではここから、東北弁で語る民話をお送りします。今回は山形県で語られていた民話「三枚のお札」です。お話の中に出てくる「出はった」は「出ていった」、「ぼかげだ」は「追っていった」、「こがんね」は「渡れない」 という意味です。

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