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やまよもやまばなし

【やまよもやまばなし】武田尾 桜の園・亦楽山荘 紅葉探訪ハイク 荻野さん

こんにちは。ハニー・サウンド・マルシェ火曜日担当の藤元愛です。
12月に入りましたが、比較的穏やかな日が多いですね。
新型コロナの感染者数も増える中、再び以前のように山を楽しむのも難しくなってきた今日この頃。
今夏、「With コロナ時代の山登りの注意点」としてブログもUPしましたが、今一度考えなければならないように思います。
全く出歩かないのも不健康ですし、「近場」「少人数」「車での移動」を目安に安全に山を楽しみたいですね。
(参考:https://fm822.com/archives/26294

さて、今日の「やまよもやまばなし」は相野駅山の会、三水山の会所属の荻野さんに『武田尾 桜の園・亦楽山荘 紅葉探訪ハイク』をご紹介いただきました。
武田尾も紅葉の名所ですが、さらに足を伸ばせば知られざる?!紅葉スポットに行くことができますよ!

まずはJR武田尾駅から急福知山線廃線跡を辿ります。
お馴染みのトンネルを抜けて・・・

親水広場の階段を上ってエントランス広場へ。
ここが「さくらの道」~大峰山への登山道や「もみじの道」などの出発点になります。

「もみじの道」は周回路の一部で道幅も狭いため反時計回りで歩くことが推奨されています。
左側の谷合は見事な紅葉のビューポイント!
小さな滝を遠くに見ながら瀬音の響く中、紅葉の道を歩きます。

紅葉のポイントを抜けると「どんぐりの道」に入ります。
ここはぎっしり落ち葉の絨毯のような道や苔むす岩場などを楽しめる変化に富んだエリア。

暫く歩くと「城が丘」に着きます。
ここは城跡ではなく、桜博士と言われた笹部新太郎氏(1887-1978)が造成した山の中腹の広場で、山桜に囲まれた桜の名所でもあります。
ちなみにこの「桜の園」にある桜はほぼ日本に自生していた野生種で、30種5000本以上も植えられています。

「城が丘」から谷筋へ降りると石段となり、落ち葉が濡れて滑りやすいので注意が必要です。
荻野さんが行かれたのは11月18日。
紅葉もかなり進んで美しい光景がどこまでも続きます。

木の橋を渡って石段を上ると「隔水亭(亦楽山荘)」に着きます。
「亦楽山荘」は水上勉の小説「桜守」のモデルにもなった笹部新太郎氏の研究小屋で、彼の遺徳を偲び有志達によって修復されたものだそう。

この「隔水亭」のあたりも絶好の紅葉スポット!
美しいグラデーションに光る紅葉が降りかかってきそうなほど!

隔水亭からは東屋まで登っていきます。
この道も美しい紅葉が!

東屋周辺は「育樹の丘」とも呼ばれる桜の名所。
春にもぜひ訪れたいですね!

東屋からササラ沢に向けて渓流沿いに「滝見の道」を歩いていきます。
このルートは健脚向けのルート。
細い山道でトラロープ、岩場もあり注意が必要ですが、ここを進んでいくと「満月滝」と呼ばれる三段滝に到着します。

ここから外周路である遠見の道を歩いて大峰山に行くこともできるのですが、今回は時間の都合上、東屋までピストンで戻り今度は「さくらの道」を通って帰ります。
この「さくらの道」でも見事な紅葉を見ることができたそうですよ。

親水広場に戻り武庫川の河原に降り立つと「越鳥南枝」の碑が。
「渡り鳥が故郷を懐かしみ、祖国の方向へ枝を伸ばすように巣を作る」という意味で旧福知山線の改修工事や神戸水道導水トンネル工事で亡くなった朝鮮半島出身の方々を悼む碑なのだそう。

廃線跡入り口まで戻ると湖畔に新しく茶屋ができていたそうです。
ハイキングのあとのお楽しみを口にして満足の一日を過ごされたそうですよ。

【三田からのアクセス】
JR福知山線「三田」~「武田尾」

【今回のコース】
武田尾駅~旧福知山線廃線跡~親水広場~もみじの道~どんぐりの道~城が丘~霞滝~隔水亭~東屋(育樹の丘)~滝見の道~満月滝(折り返し)~東屋~さくらの道~親水広場~廃線跡~武田尾駅

下記から今日の放送を聞くことができますよ!

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